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1級FPおーちゃん!FP2級3級合格合宿 5日目
全科目横断式、最強のFP2級3級の対策講座
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1級FP技能士おーちゃん。某資格スクールで10年にもわたって数々のFP2級3級の合格者を輩出して来た謎の敏腕講師。
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合宿5日目
合宿4日目はこちら前回の復習ポイント
配当利回りとROE
- 配当利回りの計算式→1株当たりの配当金/株価✖️100
- 〜利回りの計算式と言えば→1年間の儲け/投資金額(購入金額)✖️100
- ROE(自己資本利益率)→PBR/PERで求めれる。単位は%だから✖️100
- ROEの意味→株主が出したお金(自己資本)を使い、どれだけの利益をあげたかをみる数値
投資信託の分類
- 公社債投資信託→株式の組み入れが一切できない
- 株式投資信託→株式の組み入れが可能(入っているかどうかは無関係)
- 契約型投資信託→日本のほとんどがこれ 代表例 ETF
- 会社型投資信託→代表例 J-REIT
- ETFとJ-REIT→株式と同様、指値注文、成行注文、信用取引が可能
- ETFは配当控除が受けれるが、J-REITは受ける事が出来ない
- パッシブ運用→ベンチマークに連動する
- アクティブ運用→ベンチマークを上回る事を目指す
- アクティブ運用→運用コストはパッシブに比べて高い
- アクティブ運用→トップダウンアプローチとボトムアップアプローチに分かれる
- トップダウンアプローチ→マクロがキーワード(経済全体を広くみる)
- ボトムアップアプローチ→キーワード個別の企業を分析
- ボトムアップアプローチはグロース型とバリュー型に分かれる
- グロース型→成長(PERは高くなる傾向)
- バリュー型→割安→PBRもPERも低い方が割安
建ぺい率
( )内をまずは暗記してね!
建ぺい率とは、建築物の(1)の(2)に対する割合のことを言う
解答
(1)建築面積
(2)敷地面積
建ぺい率の計算式
建ぺい率(%)=(1)/(2)✖️100
(1)建築面積
(2)敷地面積
建ぺい率の最高限度額は原則、都市計画等で決められるよ
だけど建ぺい率には緩和されるパターンが4つあるんだ
建ぺい率の緩和
(1)特定行政庁が指定する角地→(ア)
(2)防火地域内にある耐火建築物→(イ)
(3)(1)と(2)を同時に満たす場合→(ウ)
(4)建ぺい率が80%の地域内で、防火地域内にある耐火建築物→(エ)
(ア)+10%
(イ)+10%
(ウ)+20%
(エ)→制限無し(100%)
補足→建物の敷地が2以上の建ぺい率の異なる地域にまたがる場合→加重平均する「容積率も同じ」
商業地域の建ぺい率は 8/10 (80%)
建ぺい率についての動画をUPしてるからこちらも合わせて見て欲しい
接道義務とセットバック
原則として幅員(1)m以上の道路(自動車専用道路は入らないよ)に(2)m以上接していなければその敷地に(3)を建築できない(接道義務)
(1)4
(2)2
(3)建築物
建築基準法が施行される前にあった建物で幅員4m未満の
道路で特定行政庁の指定を受けた2項道路は道路とみなされるよ!
今は良いけど、次に建築物を建てる場合は、
道路の中心線から2mずつ両側に後退させた線が道路の境界線になる
これをセットバックという。
重要!
セットバックした後退部分には、建ぺい率や容積率の計算の時も敷地面積には含めないよ!
接道義務とセットバック
建ぺい率
(FP3級)
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合、この土地に対する建築物の建築面積の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
1. 600×0.6×6/10=216㎡
2. 600×0.6=360㎡
3. 600×3.0=1,800㎡
解説 正解は2番
問題文をまず見る。キーワードが建築面積となっているから、建ぺい率を答える問題になる
指定容積率、前面道路の幅員に対する法定乗数6/10、前面道路の幅員6mはいずれも次にやる容積率の話
600㎡の敷地面積に対して、建ぺい率が6/10(60%)なので 600×0.6=360㎡
(FP2級)
建築基準法に従い、下記<資料>の甲土地に建物を建築する場合の建築面積の最高限度を計算しなさい。なお、<資料>に記載のない条件については一切考慮しないこととする。
1. 71.4㎡
2. 91.8㎡
3. 107.1㎡
4. 108.0㎡
さてここでは解答までの思考パターンを解説するよ
- キーワード建築面積なのか延べ床面積なのか?前者なら建ぺい率、後者なら次に学習する容積率
- キーワド建築面積なので、4つの緩和に該当しないかを確認する
- セットバックが無いかを確認する(敷地面積に入れない)注意 反対側が崖や川の場合は反対側から4m
- 建ぺい率の計算。
- 角地や防火地域内といった条件無し。
- セットバックの記載あり
中心線から2m(0.1mセットバック)横幅15mだから0.1m✖️15m=1.5㎡は敷地面積から除外
180㎡ー1.5㎡=178.5㎡
178.5㎡✖️6/10(60%)=107.1 よって正解は3番
容積率
( )内をまずは暗記してね!容積率とは、建築物の(1)の(2)に対する割合のことを言う
解答
(1)延べ床面積
(2)敷地面積
容積率の計算式
容積率(%)=(1)/(2)✖️100
(1)延べ床面積
(2)敷地面積
容積率と言えば制限の問題
前面道路の幅員が12m以上ある場合は都市計画等により指定されるけど
FP試験では12未満で出題されるよ!計算問題にならないからね〜
前面道路が12m未満の場合は指定された容積率と比較して低い方を選択する
計算式
前面道路の幅員✖️法廷乗数(法廷乗数はほとんど記載されてる事が多いけど)住居系→住という漢字が入ったものは4/10 それ以外は6/10が入るよ!
前面道路が2つ以上ある場合は幅員が最も大きいもので計算してね!
補足→建物の敷地が2以上の容積率の異なる地域にまたがる場合→加重平均する「建ぺい率も同じ」
容積率の動画です
容積率の問題
(FP3級)建築基準法に従い、下記<資料>の土地に建築物を建築する場合の延べ面積(床面積の合計)の最高限度として、正しいものはどれか。なお、記載のない条件については一切考慮しないこととする。
<資料>
1.300㎡×60%=180㎡
2.300㎡×6m×6/10=1,080㎡
3.300㎡×400%=1,200㎡
解説
- キーワードを探す 延べ床面積なら容積率 建築面積なら建ぺい率
- 延べ床面積なので前面道路の計算をする
- 6m✖️法定乗数6/10=360%
- 指定容積率と比較して低い方を選ぶ360%<400%
- 300㎡✖️360%=1,080㎡ よって正解は2
- セットバックがある場合は幅員は4mで計算し、道路提供部分は敷地面積から除外する
(FP2級)
建築基準法に従い、下記<資料>の土地に耐火建築物を建てる場合、建築面積の最高限度(ア)と延べ面積(床面積の合計)の最高限度(イ)の組み合わせとして、正しいものはどれか。なお、<資料> に記載のない条件については一切考慮しないこと。
1.(ア)192㎡(イ)512㎡
2.(ア)192㎡(イ)640㎡
3.(ア)224㎡(イ)512㎡
4.(ア)224㎡(イ)640㎡
建ぺい率
- 4つの緩和の確認 角地→非該当 防火地域内に耐火建築物→該当 商業地域8/10では無い 2つ目の緩和に該当+10%
- セットバック無し
- 320㎡✖️7/10=224㎡
- 前面道路4m✖️4/10=16/10(160%)指定容積率20/10>16/10
- 320㎡✖️16/10=512㎡
PBR、PER、ROE、配当利回り(3級と2級)
(FP3級)
下記〈A社のデータ〉に基づいて計算したX社のROE(自己資本利益率)は(①)PER(株価収益率)は(②)である。
なお、純資産と自己資本が同額であるものとする。
株価 | 2000円 |
1株当たり当期純利益 | 200円 |
1株当たりの純資産 | 800円 |
- ① 10% ② 10倍
- ① 25% ② 2.5倍
- ① 25% ② 10倍
解答
PER 株価/1株当たりの純利益
2000円/200円=10倍
PBR 株価/1株当たりの純資産
2000円/800円=2.5倍
ROE=PBR/PER
2.5/10=0.25 すなわち100を掛けると25%
よって正解は3になります
(FP2級)
問題 25 下記<X社のデータ>に基づき算出されるX社の株式指標に関する次の記述のうち、誤っているもの はどれか。
<X社のデータ>
1.ROE(自己資本当期純利益率)は、15.0%である。
2.PER(株価収益率)は、30.0倍である。
3.PBR(株価純資産倍率)は、4.5倍である。
4.配当利回りは、30.0%である。
解答
単位が全て億なので、億を全て消して円で考えるのがポイント
1株当たり純資産 800➗2=400円 PBR=1800/400=4.5倍
1株当たり純利益 120➗2=60円 PER=1800/60=30倍
ROE=PBR/PER 4.5/30=0.15 15%
1株当たり配当金 36➗2=18円 配当利回り=(18/1800)✖️100=1%
上記より4が間違いになるよ。
投資信託の運用
(FP3級)投資信託において、日経平均株価などの特定の指標(ベンチマーク)に連動する運用成績を目指すものを、一般に( )ファンドと呼ぶ。
- アクティブ型
- パッシブ型
- バリュー型
正解は2だね。
パッシブ(受け身とか消極的とかという意味があるよ、アクティブは積極的とか活動的とかという意味で抑えよう)
投資信託における( )運用は、企業の成長性が市場平均よりも高いと見込まれる銘柄に投資する運用手法である。
- グロース
- パッシブ
- バリュー
グロースには成長という意味があるよ、バリューは割安だと覚えよう
(FP2級)
株式投資信託の運用手法および運用スタイルに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。
1.グロース投資は、PERやPBRなどの指標を用いて、企業の業績や財務内容等から株価が割安な水準にあると判断される銘柄に投資する手法である。
2.バリュー投資は、企業の将来の売上高や利益の伸び率が市場平均よりも高いなど、企業の成長性を重視して選定した銘柄に投資する手法である。
3.あらかじめ定められたベンチマークの動きに連動して、同等の運用収益率を得ることを目指す運用スタイルは、パッシブ運用とされる。
4.アクティブ運用は、どのような銘柄選択を行っても恒常的に市場平均以上の運用成績をあげるのは困難だとする効率的市場仮説の考え方に基づく運用スタイルである。
解答 3のみ正しい
キーワード
- グロース→成長
- バリュー→割安
- パッシブ→ベンチマークに連動
- アクティブ→ベンチマークを上回る
株式投資信託の一般的な運用手法等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。
1.企業の成長性を重視し、将来の売上高や利益の成長性が市場平均よりも高いと見込まれる銘柄に投資する手法は、グロース投資と呼ばれる。
2.経済環境、金利動向などを踏まえ、ベンチマークを上回る運用成果を目指す運用手法は、パッシブ運用と呼ばれる。
3.各銘柄の投資指標の分析や企業業績などのリサーチによって銘柄を選択し、その積上げによってポートフォリオを構築する手法は、ボトムアップ・アプローチと呼ばれる。
4.経済環境などのマクロ的な分析によって国別組入比率や業種別組入比率などを決め、その比率の範囲内で個別銘柄を決めていく手法は、トップダウン・アプローチと呼ばれる。
解答 2が不適切
キーワード
- 成長→グロース
- ベンチマークを上回る→アクティブ
- 銘柄を個別分析→ボトムアップ
- マクロ→トップダウン
世に出産!双子ちゃんは2倍2倍(出産育児一時金)
よに→42万円
双子ちゃんは2倍2倍→一児当たり
珊瑚の恋。自信ない。(地震保険)
珊瑚→主たる火災保険の30%〜50%
恋→建物5000万家財1000万
自身→地震保険
ない→保険会社による保険料の違いはない
生命保険センキュー!(生命保険会社の破綻)
生命保険→生命保険会社の破綻
センキュー→責任準備金の90%
むやみに出産手当金が優先(出産手当金)
む→6 1週間は7日 7×6=42
や→8 1週間は8日 7×8=56
み→3 3分の2の分母3
に→2 3分の2の分子2
出産手当金優先→傷病手当金が同時に支給される場合は出産手当金が優先する。
6つの係数シゲシゲシゲ
将来の額を求める係数には(シ)現在の額を求める係数には(ゲ)
第1グループ
【将来】終価係数【現在】現価係数 キーワード(複利、一括「まとまったお金」インフレ)
第2グループ
【将来】年金終価係数【現在】減債基金係数 キーワード(積立)
第3グループ
【将来】資本回収係数【現在】年金現価係数 キーワード(取り崩し、ローン)
前面道路よ!(容積率)
前面道路が12m未満の場合に幅員と法定乗数をかけるのは容積率