2019年 08月05日
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1級FPおーちゃん!FP2級3級合格合宿 4日目

全科目横断式、最強のFP2級3級の対策講座

楽して合格したい方だけ見てください!!

1級FP技能士おーちゃん。
某資格スクールで10年にもわたって数々のFP2級3級の合格者を輩出して来た謎の敏腕講師。
たった7日間の講義で3級FP合格率は何と驚愕の97%
2級FPでも集合クラス(20名)では受講期間2ヶ月でなんと8割超!個別指導ではなんと、驚愕の100%の合格率
そのノウハウを全てブログに公開!全ブログをマスターすれば得点力が格段にUPするよ!
愛すべき全ての読者よ!お前達は俺の生徒だ!
さて4日目だね!調子はどうかな?
まあ何となくって感じよ
6つの係数の図は書けるようになった?
半分はね。
まあゼロよりましか!さあ復習だよ
復習って言葉嫌いなの・・・・
知らんがな!好きな事だけして生きていけ!
わかった頑張る!

合宿4日目

合宿3日目はこちら

前回の復習ポイント

6つの係数(必須)

  • 複利、一括(まとまったお金)と言えば→終価係数、現価係数
  • 積立と言えば→年金終価係数 減債基金係数
  • 取り崩しと言えば→資本回収係数 年金現価係数
  • インフレというキーワードがあれば?→現価係数
  • 年間の返済額からローンの借入可能額を求める→年金現価係数
  • ローンの借入金額から年間の返済額を求めるには→資本回収係数
  • PBRとPERの計算式

  • 資産価値からみて株価の割安や割高を判断する数値→PBR
  • 会社の利益水準からみて株価の割安や割高を判断する数値→PER
  • いずれも低い方が→割安
  • 分子にはいずれも→株価
  • PBRの分母は→1株当たり純資産
  • PERの分子は→1株当たり純利益(PERはイー(e)利益)
  • PBRの1株当たり純資産→純資産/発行株式数でも求められる
  • PERの1株当たり純利益→ 当期純利益/発行株式数でも求められる

6つの係数はいつも迷っちゃうのよね
まず図を暗記(動画をみてね)
そして過去問をこなす事だよ
積立のキーワードは何とか抑えたわよ!
そうそう!ポイントを抑えながら学習しよう
了解!今日は何をやるのかしら?

配当利回りとROE

( )内をまずは暗記してね!

〜の利回り計算と言えば分子に(1)が入り分母に(2)が入りそれを(3)で掛ける

解答
(1)1年間の儲け
(2)投資金額(購入金額)
(3)100

つまり配当配当利回りは
分子に1年間の儲けである(1)が入り分母に投資金額(購入金額)である(2)が入る
この考えは、今後出てくる色々な利回り計算と同じだから、しっかり覚えておいてね!

(1)1株当たりの配当金
(2) 株価

配当利回り(%)= 1株当たりの配当金(1年間)/ 株価 ✖️100
単位は%だよ!配当金は年2回出るパターンが多いから意識しておいてね!

( )を覚えた人のみが次の補足を覚えてね

補足 配当利回りとよく似た配当性向というのは税引後の純利益の中から
何%を配当金に回したか?という事。高いから良いという訳ではないよ!

配当性向(%)=配当金/税引後当期純利益✖️100

 

ROE(自己資本利益率)%について

まずは動画を見て欲しい



ROEとPERとPBRの関係は(自己資本と純資産が同じ時)
ROE=PBR➗PERの関係が成り立つよ!
つまりPBRとPERを覚えておけば2級3級のFP試験ではあえてROEを覚える必要はないよ
 
なるほどぉ〜ザワールド!
ふるっ!わかる人いないだろ
失礼しちゃうわっ!
まずはしっかりPBRとPERを覚えてね
わかったわ!
では関連問題を出題するよ!

PBR、PER、ROE、配当利回り(3級と2級)

(FP3級)

下記〈A社のデータ〉に基づいて計算したX社のROE(自己資本利益率)は(①)PER(株価収益率)は(②)である。
なお、純資産と自己資本が同額であるものとする。
 

株価 2000円
1株当たり当期純利益 200円
1株当たりの純資産 800円
  1. ① 10%  ② 10倍
  2. ① 25%  ② 2.5倍
  3. ① 25%  ② 10倍

解答
PER  株価/1株当たりの純利益
2000円/200円=10倍
PBR  株価/1株当たりの純資産
2000円/800円=2.5倍

ROE=PBR/PER
2.5/10=0.25 すなわち100を掛けると25%
よって正解は3になります

(FP2級)
問題 25 下記<X社のデータ>に基づき算出されるX社の株式指標に関する次の記述のうち、誤っているもの はどれか。
<X社のデータ>


1.ROE(自己資本当期純利益率)は、15.0%である。
2.PER(株価収益率)は、30.0倍である。
3.PBR(株価純資産倍率)は、4.5倍である。
4.配当利回りは、30.0%である。

解答
単位が全て億なので、億を全て消して円で考えるのがポイント
1株当たり純資産 800➗2=400円 PBR=1800/400=4.5倍
1株当たり純利益 120➗2=60円 PER=1800/60=30倍
ROE=PBR/PER 4.5/30=0.15 15%
1株当たり配当金 36➗2=18円 配当利回り=(18/1800)✖️100=1%

上記より4が間違いになるよ。
自己資本=純資産と必ず表記があるはずだよ
つまりPBR/PERでROEを計算しなさいってことね!
その通り
わかったわ!次は何?

投資信託の分類

投資信託の分類方法は色々ある。特に重要な4つについて!いずれも試験に出る箇所は決まってるよ

①公社債投信と株式投資信託
②契約型と会社型

③パッシブ運用とアクティブ運用
④ブル型ベア型


①公社債投信と株式投資信託
株式投資信託は株式を組入れることが可能
実際に入っているかどうかは関係ない!

公社債投資信託は株式を組入れることが不可能

引っ掛けパターン
→株式が一切入っていない投資信託は公社債投資信託である
答えは・・・・・✖️
実際に、株式が入っていない株式投資信託はあるから注意してね!

②契約型と会社型
日本の殆どの投資信託は契約型!ここも試験に出る。代表選手は(ETF)で覚えよう
会社型の投資信託の代表選手は (J-REIT)

(ETFとJ-REITの特徴)頻出論点
売買方法→上場株式と同じ、指値注文、成行注文、信用取引ができる!
ETFは配当控除を受ける事ができるが、JREITは配当控除は受けれない

③パッシブ運用とアクティブ運用

運用スタイルは2つ
I パッシブ運用→ベンチマークに連動(ベンチマークとは日経225やTOPIXなど)
II  アクティブ運用→パッシブ運用を上回る事を目指す→運用コストはパッシブより高め

アクティブ運用は2つのアプローチに分かれる
  1. トップダウンアプローチ(マクロ的視点で経済を全体的に分析)
  2. ボトムアップアプローチ(個別銘柄を分析、個別企業を分析)

ボトムアップアプローチは2つに分かれる
  1. グロース投資 成長性を重視 PERは高めになりやすい
  2. バリュー投資 割安性を重視 PERやPBRは低めになりやすい

④ブル型ベア型
  • ブル型→相場上昇時に儲かる
  • ベア型→相場下落時に儲かる

 
上の4つの分類はどれが出題されてもおかしくない
投資信託も分類方法がたくさんあるのね
まだあるけど、基本が大事だからまずは上の論点を抑えよう

ではどんな問題が出ているか確認してみるよ!

(FP3級)

投資信託において、日経平均株価などの特定の指標(ベンチマーク)に連動する運用成績を目指すものを、一般に(   )ファンドと呼ぶ。
  1.  アクティブ型
  2.  パッシブ型
  3.  バリュー型

正解は2だね。
パッシブ(受け身とか消極的とかという意味があるよ、アクティブは積極的とか活動的とかという意味で抑えよう)


投資信託における(       )運用は、企業の成長性が市場平均よりも高いと見込まれる銘柄に投資する運用手法である。
  1. グロース
  2. パッシブ
  3. バリュー
正解は1だね。
グロースには成長という意味があるよ、バリューは割安だと覚えよう

(FP2級)

株式投資信託の運用手法および運用スタイルに関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。

1.グロース投資は、PERやPBRなどの指標を用いて、企業の業績や財務内容等から株価が割安な水準にあると判断される銘柄に投資する手法である。

2.バリュー投資は、企業の将来の売上高や利益の伸び率が市場平均よりも高いなど、企業の成長性を重視して選定した銘柄に投資する手法である。

3.あらかじめ定められたベンチマークの動きに連動して、同等の運用収益率を得ることを目指す運用スタイルは、パッシブ運用とされる。

4.アクティブ運用は、どのような銘柄選択を行っても恒常的に市場平均以上の運用成績をあげるのは困難だとする効率的市場仮説の考え方に基づく運用スタイルである。

解答 3のみ正しい

キーワード
  • グロース→成長
  • バリュー→割安
  • パッシブ→ベンチマークに連動
  • アクティブ→ベンチマークを上回る

株式投資信託の一般的な運用手法等に関する次の記述のうち、最も不適切なものはどれか。

1.企業の成長性を重視し、将来の売上高や利益の成長性が市場平均よりも高いと見込まれる銘柄に投資する手法は、グロース投資と呼ばれる。

2.経済環境、金利動向などを踏まえ、ベンチマークを上回る運用成果を目指す運用手法は、パッシブ運用と呼ばれる。

3.各銘柄の投資指標の分析や企業業績などのリサーチによって銘柄を選択し、その積上げによってポートフォリオを構築する手法は、ボトムアップ・アプローチと呼ばれる。

4.経済環境などのマクロ的な分析によって国別組入比率や業種別組入比率などを決め、その比率の範囲内で個別銘柄を決めていく手法は、トップダウン・アプローチと呼ばれる。

解答 2が不適切

キーワード
  • 成長→グロース
  • ベンチマークを上回る→アクティブ
  • 銘柄を個別分析→ボトムアップ
  • マクロ→トップダウン
キーワードを中心に覚える事が大事だよ
頻出論点だから出題されたら得点源にしよう
ふぅ。もうだめだわ
今日はこの辺にしておこうか
はーい。(棒)今日のところも完全に覚えなくっちゃ!
はい。では知識の定着じゃ!今日は4日目だから前回の過去問をもう一度やっておいてね

6つの係数過去問(3級と2級)

(FP3級)

山田さんは、今後10年間で毎年24万円ずつ積み立て貯蓄をして、長男の健太さんの教育資金を準備したいと考えている。積立期間中に年利2.0%で複利運用できるものとした場合、10年後の合計金額として、正しいものはどれか。なお、下記資料の3つの係数の中から最も適切な係数を選択して計算し、解答に当たっては、1,000円未満を四捨五入すること。また、税金や記載のない事項については一切考慮しないことにする。

係数早見表(年利2.0%)

  終価係数 年金終価係数 年金現価係数
10年 1.219 10.950 8.983
  1. 2,926,000円
  2. 2,628,000円
  3. 2,156,000円

解答
キーワード積立があるため、第2グループの年金終価係数か減債基金係数
10年後であるから将来のグループであるシがついている年金終価係数を使う
24万円✖️10.950=2,628,000 正解は2番

(FP3級過去問)

現在40歳のBさんが、60歳の定年時に、老後資金として1,000万円を準備するために、現在から20年間、毎年一定額を積み立てる場合、必要となる毎年の積立金額は【  】である。なお、毎年の積立金は、利率(年率)1%で複利運用されるものとし、計算にあたっては下記の〈資料〉を利用するものとする。

係数早見表(年利1.0%)

  現価係数 資本回収係数 減債基金係数
10年 0.8195 0.0554 0.0454
  1. 409,750円
  2. 454,000円
  3. 554,000円
キーワード積立があるため、第2グループの年金終価係数か減債基金係数
毎年の(今から)のため現在のゲのグループの減債基金係数を使う
1,000万円✖️0.0454=454,000円 正解は2

(FP2級 実技過去問)

問題
 青山さんは、老後の生活資金の一部として、毎年年末に100万円を受け取りたいと考えている。受取期間を20年間とし、年利1.0%で複利運用した場合、受取り開始年の初めにいくらの資金があればよいか。



解答 
毎年年金を〜ずつ受け取りたい言うキーワードは第3グループの取り崩しグループになる。資本回収係数か年金現価係数になる
受け取り開始年のまとまったお金を取り崩すイメージ初めにいくら?と言うキーワードがあるため、ゲの入った年金現価係数を使う
100万円✖️18.046=18,046,000円が答え

問題
谷口さんは、相続で受け取った3,000万円を将来に備えて運用したいと考えている。これを10年間、年利1.0%で複利運用する場合、10年後の合計額はいくらになるか。


解答
まとまったお金(一括金)と複利運用と言うキーワードから第1グループの現価係数か終価係数を使う。10年後(将来)を求めるのでシのつく終価係数を用いる。3,000万円✖️1.105=33,150,000円が答え


問題
細川さんは、独立開業の準備資金として、5年後に1,000万円を用意しようと考えている。5年間、年利1.0%で複利運用しながら毎年年末に一定額を積み立てる場合毎年いくらずつ積み立てれ ばよいか。


解答
キーワードに積立があるため、第2グループの年金終価係数か減債基金係数を使う。今から(現在から)いくら積立てれば良いかなので現在のゲのつく減債基金係数を使う。1,000万円✖️0.196=1,960,000円が答え

[PERとPBRの基礎]

 

FP3級過去問)

株式投資において、株価が割安か割高かを判断する指標の1つである( )は、株価を1株当たり純利益で除して求められる。

  1. PER
  2. PBR
  3. ROE
PERは、株価を1株当たり( )で除して求められ、株価が相対的に割安か割高かを判断する材料に用いられることが多い。
  1. 純資産
  2. 純利益
  3. 配当金
解答 語呂合わせ(PERはいー利益)上から1番、2番が正解


ある企業の株価が600円、1株当たり純資産が250円、1株当たり純利益が40円である場合、株価純資産倍率(PBR)は(①)倍、株価収益率(PER)は(②)倍である。
  1. ① 6.25  ② 15.00
  2. ① 2.40  ② 15.00
  3. ① 15.00  ② 2.40

解答
PBR→600/250=2.4倍  PER→600/40=15倍 よって2が正解

下記<資料>から求められるPER(株価収益率)、PBR(株価純資産倍率)に基づく、A社株式 とB社株式の株価の比較評価に関する次の記述のうち、最も適切なものはどれか。なお、A社とB社の 業種および事業内容は同一の分類であるものとする。

 1.PERではA社の方が割安、PBRではB社の方が割安と評価できる。
 2.PERではB社の方が割安、PBRではA社の方が割安と評価できる。
 3.PERおよびPBRのいずれにおいても、A社の方が割安と評価できる。
 4.PERおよびPBRのいずれにおいても、B社の方が割安と評価できる。

ポイント
1株当たり純利益= 当期純利益/発行株式数
単位は同じなら消せる(今回は50億と0.8億と考えて、億を消せば良い!)
1株当たり純利益
A社 50/0.8=62.5円 PER→1000/62.5=16倍
B社 100/1=100円 PER→1200/100=12倍
PERから見たら低いB社が割安
よって正解は2になるよ


1株当たり純資産= 純資産/発行株式数
A社 800/0.8=1000円 PBR→1000/1000=1倍
B社 1000/1=1000円 PBR→1200/1000=1.2倍
PBRから見たら低いA社が割安

それでは本日の学習はここまで!次回は合宿4日目で会おう!
はーいっ。しっかり復習しておきます(棒)
おーちゃんの勝手に語呂合わせ
  1. 世に出産!双子ちゃんは2倍2倍(出産育児一時金)
      よに→42万円
      双子ちゃんは2倍2倍→一児当たり
  2. 珊瑚の恋。自信ない。(地震保険)
    珊瑚→主たる火災保険の30%〜50%
    恋→建物5000万家財1000万
    自身→地震保険

    ない→保険会社による保険料の違いはない
  3. 生命保険センキュー!(生命保険会社の破綻)
    生命保険→生命保険会社の破綻
    センキュー→責任準備金の90%
  4. むやみに出産手当金が優先(出産手当金)
    む→6 1週間は7日 7×6=42
    や→8 1週間は8日 7×8=56
    み→3  3分の2の分母3
    に→2  3分の2の分子2
    出産手当金優先→傷病手当金が同時に支給される場合は出産手当金が優先する。
     
  5. 6つの係数シゲシゲシゲ

    将来の額を求める係数には(シ)現在の額を求める係数には(ゲ)
    第1グループ
    【将来】終価係数【現在】現価係数 キーワード(複利、一括「まとまったお金」インフレ)
    第2グループ
    【将来】年金終価係数【現在】減債基金係数 キーワード(積立)
    第3グループ
    【将来】資本回収係数【現在】年金現価係数 キーワード(取り崩し、ローン)




     

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